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やけど

低温・高温もしくは薬品などによる皮膚の組織障害です。

ご自宅ではやけど部位を水道などの流水で40分以上冷やして頂き、クールパックなどの冷却剤で20分以上連続で冷やさないようにしてください。組織障害が悪化する場合があります。

当クリニックでは基本的に消毒液を使わずにやけど部位の処置を行い、水疱がある場合でも水疱内の液体の中に含まれる細胞の自然治癒力をできるだけ生かしてから水疱を小さくするなどの処置をします。その際はやけど部位にガーゼがくっつかないような特殊なガーゼを使用してもらうことで傷の治りを妨げないようにするとともにできるだけシャワー浴でやけど部位の新鮮化をご提案しています。

やけど部位は一旦2-3週で見た目はよくなりますが3ヶ月程度経過してから、すぐ皮が剥ける、ひりひりする、引きつれるなどの症状が出ることもあるため、部位によっては3ヶ月程度の経過観察を頂くこともあります。

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