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じんましん(蕁麻疹)

蕁麻疹(じんましん)の治療

かゆみとともに突然に淡い紅色のふくらみとして現れ、通常数十分ないし数時間後に茶色に変化せずになくなるのが特徴で、原因として

下記のようなものがあります。

1.免疫が関与する

  1. 食べ物、薬物、花粉などに対して過敏な状態であるもの
  2. 接触したことで盛り上るもの
  3. 日光、寒冷、引っかき刺激などの物理的原因によるもの

2.免疫が関係しないもの

  1. アスピリン(アセチルサリチル酸)、サリチル酸誘導体・食品の色素・防腐剤などを含む食品により体の中のアラキドン酸の代謝が邪魔されて出てくるもの
  2. 一部の造影剤のように直接体の細胞に働きかけておきるもの

3.原因が判らないもの

原因が判らないものがあると同時に痛み止めを飲んだときに出てくる顔面の片方の目や唇の腫れを伴うNSAIDS不耐症や血管内のアレルギー反応の結果として起こる蕁麻疹様血管炎と呼ばれる蕁麻疹によく似た症状のときもあります。

夜間などにじんましんで病院を受診された場合は、一旦症状を抑える薬を処方してもらうと思いますが、患者さんや夜間の医師が蕁麻疹と判断しても以上のように実際には蕁麻疹でない場合もあるため、その際に症状が消える前に写真を撮っていただけると翌日以降皮膚科を受診された場合もスムーズに治療計画を立てることができますのでご協力いただけると幸いです。治療に関しては原因がわからないじんましんに関しては約2年の通院期間を目安にしていますが、患者さんがご自身でじんましんが出たときの写真を撮り、じんましんが出た時間、飲み薬をいつ飲んだ。その時間は飲まないなどの情報を日記のようにつけていただくと治療期間は短くなる傾向があります。まずはすべての皮膚の湿疹はじんましんと思わず、写真を撮ってご相談ください。

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