第2回 新型コロナウイルス対策会議
10月5日に「泉区新型コロナウイルス対策会議」が新しく新築された医師会館の会議室で行われ様々な意見交換をすることができました。今後、新型コロナウイルスの病原性が強くなった場合や、複数の人を感染させる「スーパースプレッダー」が多く泉区内に現れ、発熱患者さんを泉区内のかかりつけ医だけでは対応しきれなくなった場合の想定も行いました。
現状においては、かかりつけ医が一日 5-10人の発熱患者さんを診察し、そのうち9月現在の新型コロナウイルスPCR検査陽性率(8人/115人)であれば、無理に南西部夜間休日急病センターで新型コロナウイルスの検査をしなくてもいいという意見もあります。しかしながら、季節と共に新型コロナウイルスの病原体の毒性も変化し、強毒化する可能性もあり、今のうちに購入するべきものは購入し手を打てることは手を打つと同時に、実効再生産者数が増大した際の目安としての「多段階式のガイドライン」の作成も視野に入れなくてはいけないというところまでコンセンサスを持っていくことが出来たと思います。
今後は、こういったコンセンサスを弱いものにしてはいけないため医師会会員への周知する方法を考え、なお多くの会員に協力を呼び掛け続けることが必要であると痛感しました。